プロジェクト紹介

ここでは日本ウィクリフの宣教師が関わったプロジェクトのいくつかを紹介しています。日本ウィクリフは、宣教師をパートナー団体に出向させています。 プロジェクトの責任はパートナー団体にあり、 日本ウィクリフとしてはプロジェクトを所有していません。なお、事情により、ここに掲載できないプロジェクト及び宣教師名もあります。

日本ウィクリフの宣教師が関わって完成した聖書(アイウエオ順)

アタ語新約聖書(創世記・ヨナ書付)(パプアニューギニア)

1984年、橋本一雄(1997年召天)・千代子(休職中)宣教師夫妻がパプアニューギニアに渡りプロジェクトをスタート。 1994年に、久米のぞみ宣教師がプロジェクトに加わりました。 2011年、新約聖書の翻訳が完成し、4月に献書式が行われました。

アルネ語新約聖書(東南アジア)

1984年、田口勇新・孝子宣教師は東南アジアに渡り、1986年にこのプロジェクトをスタート。2012年、新約聖書が完成し、6月17日に献書式が行われました。現在も旧約聖書の翻訳が続けられています。


イシラワ語新約聖書(東南アジア)

小栗宏子宣教師(2006年引退)がプロジェクトをスタート。 2005年、イシラワ語新約聖書が完成し、4月に献書式が行われました。

K語新約聖書(フィリピン)

1982年、山見りつ子宣教師はフィリピンに渡り、このプロジェクトをスタート。2013年、東方言の新約聖書(写真左)が完成し、7月に献書式が行われました。西方言の新約聖書(写真右)は、2014年完成し、9月に献書式が行われました。日本でも11月に東方言及び西方言の新約聖書の「献本式」が行われました。


カリン語聖書(南アジア)

1970年、鳥羽季義・イングリット宣教師夫妻は南アジアに渡り、カリン語聖書翻訳プロジェクトをスタート。 1994年、カリン語新約聖書(上)が完成、12月に献書式が行われました。
その後、カリンの人々の強い要望により旧約聖書の翻訳が続けられ、 2011年、カリン語聖書(旧新約全巻:下)が完成し、2011年11月に献書式が行われました。




クワンガ語新約聖書(パプアニューギニア)

1978年、真鍋孝・和江宣教師(1994年引退)はパプアニューギニアに渡り、このプロジェクトをスタート。 1989年にクワンガ語新約聖書を完成。


バーリグ語新約聖書(フィリピン)

アメリカ・ウィクリフのオールソン宣教師夫妻がこの東ボントク語聖書翻訳プロジェクトをスタート、 1976年から福田崇・愛子宣教師が引継ぎ、 その後虎川清子宣教師(2007年引退)が加わりました。
 2000年から、カナダ・ウィクリフのマリー宣教師夫妻と現地翻訳者3名が加わり、 東ボントク語の一つである、バーリグ語新約聖書翻訳が完成。 2004年4月に献書式が行われました。
 現在は、現地翻訳者により旧約聖書の翻訳が進められています。

マイワ語新約聖書(パプアニューギニア)

1988年、中村孝・矢枝子宣教師夫妻はパプアニューギニアに渡り、1989年にこのプロジェクトをスタート。 2011年、新約聖書が完成し、2012年4月18日に献書式が行われました。


メンデ語新約聖書(パプアニューギニア)

1991年、フィンランド人と日本人の聖書翻訳者とノルウェー人の識字教育者、 計3人のチームによってプロジェクトがスタート。 2005年、メンデ語新約聖書が完成し、9月に献書式が行われました。

リモスカリンガ語新約聖書(フィリピン)

虎川清子宣教師(2007年引退)が、東ボントク語聖書翻訳プロジェクトに加わる以前に関わっていたプロジェクト。 2004年5月、リモスカリンガ語新約聖書が完成し、献書式が行われました。


ルワン語新約聖書(東南アジア)

日本ウィクリフの宣教師が一番初めにレティ方言を担当して関わったプロジェクト。アメリカ・ウィクリフのテーバー宣教師夫妻が現地の翻訳者達と働きを続け、ルワン語新約聖書が完成。2005年12月に、献書式が行われました。