ドキュメント

神の導きとライフワーク、大鍔秀樹

中2の時英語が好きになり、以 来外国語に対する興味の薄れない 私である。そのせいか眼が知らず 知らずのうちに世界に向けられて いた。大学で英国人クリスチャン の教授のもとに、英語音声学を受 講し、聖書翻訳と音声学の関連を 知った。私が後に信仰をもつこと になったのは、この教授のあかし と愛の励ましに負うところが大き い。入信後しばらくしてウイクリ フの宣教師が巡回に来られた。そ の時聖書翻訳とは何かが大ざっぱ にではあったがつかめた。神学校 2年目の時に日本初のSILに参 加し、いろいろな学び、経験をし たが、どれも大変興味深いもので 忘れ得ない思い出となった。そし てウィクリフの働きは世界の全て の言語を対象にするものであるの に比べ、私はその中のほんの少し しか知らないのに気づかされた。

卒業後、6年間牧会にたずさわる 経験を得た。その中で、一生牧師 としてやっていこうと考えた時期 もあったにはあった。しかしその 考えは次第に薄れていき、熟慮の 結果私は生涯牧会者としてやって いく器ではなく、大変さはあろう が宣教師として立つ方が私に似つ かわしく、また自分により正直な 生き方だと思えたのである。神の み心を切に祈り求めていた時に、 「神の導きとライフワーク」とい う小冊子を読み、聖書翻訳宣教こ そ私のライフワークとなるものだ と信仰をもって心に決めた。