ドキュメント

私の旅、石川英子、2002.3.5

国から国へと移動して、奉仕をする歩みが続いています。台湾、タイ、マレーシア、各ウィクリフで必要は異なります。スーツケース一つで、定住地を持たず、どの場所にも適応が求められる旅です。

新しい人との出会いと別れの連続、そして英語でのコミュニケーション、プライバシーのない生活はストレスを伴います。でも神さまは時として、思いがけないプレゼントを下さいます。日本語の出来る方との出会いや、JCFでの日本語の礼拝などです。日本で自分の台所があり、洗濯機のある日常生活がいかに恵みであるかを知りました。

奉仕は常に相手国の事務所のスケジュールに体を合わせなくてはならないので、体の弱い私は旅の途中で寝込んでしまうことがあります。弱さを知っていてくださる主、助けてくれる主人に感謝です。

奉仕先で合う方々から、 「日本から来て下さったのですか、日本からの宣教師に会ったのは初めてです」 と言われるたびに、日本で祈り、支えていて下さる方々に感謝の思いがうかびます。小さな教会から送り出されていることが、同じように小さな教会から海外に出て行こうとしている方々への励ましになるのです。

マレーシアと台湾でキャンプの奉仕をします。参加者の方が宣教に召し出され、次のステップで再会させていただくことは喜びです。お世話をさせていただいた方の派遣式に参加する時も、主の導かれた道筋を思い、胸が一杯になります。

時には大学で、また神学校で、教会で聖書翻訳の必要をお分かちさせて頂きます。くたくたになってもそれは心地よい疲れです。集会後の雑談も同じアジア人として楽しいものです。暑い地の人は、よく食べ、話し、笑います。

かつて私はイエス様を知らず、ただ虚しいだけでした。そこから救われ、献身。そして結婚、元気な息子の誕生。でも娘の脳障害、そして先に娘に召された辛さ、私の交通事故等々、どんな苦しみの中にあっても、みことばによって生かされてきました。

みことばを持たない方々が今もいます。かつての私のような方々にみことばが届けられることを願って、旅を続けます。