ドキュメント

宣教師になるにはどうしたらよいか、ミッションポシブル(石川學)、2002.7

この文書はイベント、ミッション・ポシブルでの1講座のアウトラインです。

宣教師への召し

* 召命の決まったパターンは聖書から引き出せない。
* しかし、〈召命の確信〉なしに奉仕した例は見いだせない。
* 聖霊による召命の確信 使徒13:2、ガラテヤ1:16,17
* 召命の確認はだれがするのか 使徒13:3、ガラテヤ2:7
* 献身と召命

パウロの〈召命〉を成り立たせていたもの

−キリストの主権を認めていた
−主の導きに従順
−聖書(神の言葉)をよく理解していた
−他のキリスト者への信頼(依存)
−教会からの委託(派遣)
−確実な情報に基づいた行動

〈召命〉にかかわる要素

−至上命令
−必要を知る
−情報を集める、宣教団体の特徴
−自分の賜物と訓練
−移動の自由 家族の責任?
−聖書からの確信=聖書研究からの
−内的確信=祈りによる平安
−教会からのバックアップ=教会の理解と支援
−可能性を探り、検討 プラス面、マイナス面「御旨でないなら門を閉じてください」
−志願 ひとつの道が閉じられても、宣教への奉仕が全面的に閉ざされたと思わなくてよい。他の道を試す。

海外奉仕への神の導きについて(ハーバート・ケインによる)

関心(好奇心、宣教師のあかし、伝記、ニュース) →興味(宣教に関する読み物、聖書研究) →理解(働きの重要性がわかり、もっと祈るようになる) →確信(自分も宣教師になるのかもしれない、なれそうだ) →自信(宣教師になる!他の道は考えられない!) →決断(志願を決意) →行動(訓練を受ける、手続きを始める)

宣教地ではどんな人を求めているのだろうか?

〈困難に耐える性格〉 ストレス耐性 神の恵みの管理者として聖霊によって整えられる。 1ペテロ4:7-11

宣教地への導き

* 健全な知性を働かせる 使徒13:46,14:6,7
* 聖霊の導きに敏感である 詩篇25:9;32:8
* 幻を見る、確信する 天の幻:神の言葉にあらわされた神の御旨という事実。地の幻:世界の中にあらわされた人間の窮状の事実。
* 事実を熟慮・検討して論理的に導きだされた緒論 使徒16:6-10
「大命令の一般的な召命、命令を受け入れ、それに対する自分の責任をよく自覚するときにのみ、個人的な召命を感じ、特定の分野、場所で働くことが許されるのである。」

宣教地への出発

導きを確認したら「ただちに」  使徒16:10
「天からの啓示にそむかず」(不従順でなく)  使徒26:19

宣教師の説明責任 − 立場と奉仕

@本国において  母教会や教団・教派内での位置と責任、牧師との関係
A現地において  既成教会・所属宣教団との関係、責任分担

宣教師の退職

JOMA世界宣教ハンドブック第3章〈長期的な奉仕のために〉参照

宣教におけるパートナーシップ

パートナーシップの例:使徒パウロとピリピ教会

ピリピ教会

パウロによって建てられたヨーロッパ最初の教会(使徒16:11-40)
パウロにとってもっとも親近感があり、経済援助を遠慮なく受けられる唯一の教会
ピリピ4:15、使徒17:1-10,18:5、2コリント11:7-10

パウロの気持ち ピリピ1:1-5

「あなたがたが最初の日から今日に至るまで、福音にあずかっていることを感謝している」(口語訳)
「あなたがたが、最初の日から今日まで、福音を広めることにあずかって来たことを感謝しています」(新改訳)
「あなたがたが最初の日から今日まで、福音にあずかっているからです」(新共同訳)
「最初の日から今日にいたるまで、あなたがたが福音のために協力してくれたことを感謝しているのです」(フランシスコ会訳)
「あなたたちは最初の日から今日まで、福音を広めるために協力したからである」(バルバロ訳)
「あなたがたが、キリスト様についての良い知らせを、初めて聞いた日から今日まで、全力をあげて、その知らせを宣べ伝える働きに協力してくれたからです」(リビングバイブル)
「あなたたちは、初めて福音を聞いたその日から今に至るまで、わたしの福音宣教の仕事によく協力してきてくれた」(柳生訳)
「〔私はあなたがたが福音を聞いた〕最初の日から今日までの、良い知らせ(福音)を広めることにおいてのあなたがたの交わり〈あなたがたの同情的な協力といろいろの力添えと協同〉について〔私の神に感謝しています〕」(詳訳)
"because we have worked together for the gospel from the first day until the present(Phi1lips)
"because of your partnership in the gospel from the first day until now"(NIV)
"because of the part you have taken in the work of the Gospel from the first day until now"(New English Bible)

パートナーとは

責任(役割)分担は違うものの
責任の重さ(肩入れの程度)は同じ
「同じ目標をめざす、気の合った仲間、苦楽を共に分け合う仲間」
パウロはピリピ教会をパートナーとみなしていた(1:7)
「あなたがた一同のことを、共に恵みにあずかる者と思って、心に留めているからです」(新共同訳)
「私とともに恵みにあずかった人々であり」(新改訳)
Partakers with me(my co-sharers in grace) Joint partner “If we are to become true partners, we must begin to rea1ize that the work to be done is as much our responsibility as it is the missionaries" Grant Nauman