地域教会への情報

私たちクリスチャンには、それぞれに生活があります。主を信じて歩んでいますが、その時々で与えられている課題、生活上の制約が異なります。老齢の両親の面倒を見る人、ベッドの上で生きている人など、自由に動けない時があります。それでもその時々に、主に知恵を求め、できる奉仕をして主にお仕えできる幸せがあります。

基本的には、私たち一人一人のクリスチャン、また一つ一つの地域教会が聖書に明白に啓示されている御心に対してどのような態度を取るかです。使徒の働き1章8節をはじめ、主イエスの宣教命令、聖書全体にあらわれている歴史の主の摂理にお従がいすることが肝要です。教会の人数がある程度に達して、牧師先生がいてくださり、牧師給をお支払いでき、他の経費も支払えると、無意識のうちに安心してしまうのではないでしょうか。教会が置かれている地域に対して、責任宣教地域をどのように設定するかを意識的に考えることが必要でしょう。

その上で、主からの知恵を求めて様々な具体的なアイデアが出てくることでしょう。そして、そのアイデアを実行することが、その時、その場面で主の御心であることを確信して実施していくことです。

ある教会では、その教会の置かれている「市」全域を責任宣教地域と認識しています。月一度の聖餐式の後に、教会で制作している伝道新聞を全戸に配布しています。一人の会員は、毎月配布地域が決まっていますので、その区域の住宅地図を持っていて、そこの人々のためにも祈っています。また別の教会では、教会案内や伝道集会の案内などを丁目ごとに配布することにして、配布者を募集しました。それぞれの丁目ごとの戸数、過去における平均の配布所要時間が書いてありますので、会員は自分の生活にあわせて配布地域を決められます。また体が弱かったりして配布できない人は、執り成し手として、住宅地図を渡されてその丁目のために祈ります。このように、それぞれ工夫して、できることで主の宣教命令にお従がいできる恵みをいただけます。

聖書ほんやく3月号