ドキュメント

翻訳宣教師への道、福田崇

主が、今にいたるまで導いて下 さり、聖書翻訳宣教師として用い ていて下さることを感謝しつつ、 主の恵みを証しします。

クリスチャンになる前ですが、小 学校4年生の時に、せっせとお小 遣いをためて、初めて自分のお金 で買った本が、漢和辞典でした。 そして、その辞典を熱心に読みま した。中学に行って、英語を学ん でまた英和辞典を買い、新しい言 語の世界に新しい興味を覚えまし た。神様は私のうちに、言葉への 興味を与えていて下さったのだと 今さらながらに驚いています。

また、小学校の頃から勉強が好 きで、ずっと勉強を続けて、学校 の先生になりたいと思っていまし た。そうすれば、勉強が続けられ るし、子どもたちも勉強が好きにな るのではないかと考えていたよう です。

高校1年生の時に初めて、福音 に接しました。買い求めた新約聖 書のマタイ伝を最初に読み、次に ヨハネ伝を読んでいくうちに、自 分のみにくさ、そしてイエス接が 私の罪を贖うために十字架で死ん だことを知り、自分の救い主とし て、イエス様を信じ受け入れまし た。私の家のすぐ近くで、宣教教 会の礼拝が行なわれていましたの で、毎週通うようになりました。 イエス様に見出されて、約20年 になりますが、イエス様が私をす っかり変えて下さり、日曜日には 他のクリスチャンの人々と礼拝を ささけるのが楽しみになりました。

クリスチャンになったすぐ後に、 何か自然のうちに、イエス様が、 私の罪のためにすべてを捨てて下 さったのだから、私の人生は私の ものではなくて、主のもので、主 に用いていただこうと主に祈り、 そのように信じて歩み始めました。 その少し後に、リーダース・ダイ ジェストの中に、ジャングルの文 盲と戦う乙女たち、という記事を みつけて読みました。これは、ウ イクリフの働きの紹介の記事でし た。新しい未知の言語を学び、文 法書を作り、アルファベットを制 定し、辞書を作り、読み書き教育 をし、聖書を翻訳して、福音を伝 えていくということでした。私は 正直の所、びっくりしました。こ のようにして神様に奉仕する機会 があることに、不思議な気がする と同時に、ひそかに、主に祈り始 めました。主よ、み心でしたら、 私も聖書翻訳宣教師として用いて 下さい、と。ウィクリフのアメリ カにある事務所に、つたない英語 で手紙を書き、彼らのパンフレッ トを送ってもらい.読み始めました。 英語を習いはじめて4年がたって いましたが、はじめて、実際のコ ミュニケーションに英語を使い、 それが通じたということは、大き な喜びでした。

未知の言語で、福音をコミュニ ケートするという夢のような事が 現実となるまで、主は一つ一つ導 いて下さいました。しかも、母教 会をはじめとする、日本の諸教会 の祈りと支援で、現に今、福音を 東ボントクの人々に伝えているこ とを考えると、心の底から主の御 真実に対する感謝が涌いてきます。