開会挨拶

手をつないで拡がっていくために

廣橋嘉信 委員長
(日本長老教会海浜幕張めぐみ教会牧師

聖霊さまの働き

写真、35周年記念大会にてあいさつする廣橋委員長 世界各国に先に存在している聖書翻訳宣教の働きの一つとして、聖霊は日本の国内にもビジョンを与えられた人々を起こされ働きを開始されました。1968年のことでした。さらに次々と同じビジョンを与えられた方々が増し加えられ、先に歩まれている諸外国の経験豊かな指導者たちのあたたかな指導・支援もいただきながら、ここに35周年を迎えました。今では、日本からの宣教師の中から、聖書翻訳の様々な分野で指導者として労する方々が起こされアジアにおいて用いられるまでに成長してまいりました。 

主は聖書翻訳宣教のために祈りの支援・人材・財政的支援・経験の分野で豊かに祝福して来てくださいました。 ここにご出席の皆様、日本の各地から、外国の各地から、派遣されている各宣教地から、よくおいでくださいました。また日本はもとより世界の各地でこの集いを覚えて祈ってくださっている皆様も、パートナーとして共に長年の働きに加わってこられましたこと大変感謝いたしております。

これからのビジョン

1999年のウィクリフ国際総会でビジョン2025を採択しました。その内容は「私たちは、世界中のパートナーと共に、聖書翻訳が必要なすべての言語民族のために、2025年までに翻訳チームが派遣されて働きが着手されていることを目指します。 それはすべての人々が聖書を読み、教会を設立し、信徒の訓練ができるようになるためです。」

このビジョンを達成しようとして、聖書翻訳を今までのやり方とペースで続けると残り約3000言語に着手するのにあと150年かかります。 翻訳奉仕者も諸教会も支援者も、すべての関係方面で、何とかしてとの意識改革が必要です。 ことに、21世紀を担う若いクリスチャンたちが多くこの働きに応じてほしいと願っています。 世界に5億の福音的クリスチャンがいます。 2025年までに主は2万人の聖書翻訳宣教に携わる人々を容易に起こすことができると信じます。 その中で日本からはどれほどの方々を主は起こしてくださるでしょうか。

今、信じている方々、これから信じるはずの方々の中からも、 主が遣わしてくださることでしょう。あなたが、そのお一人でありませんでしょうか。この事柄を覚えて日本ウィクリフは仕えてまいります。

手をつないで拡がろう

2025ビジョンのために、祈り求め整えるべきソフトとハードがあると考えます。このために日本ウィクリフとして設定した三大目標は「手をつないで、拡がろう。」です。

1.主と祈りで手をつなごう。 2.若者と手をつなごう。 3.教会と手をつなごう。

この35周年はソフトの一環なのです。 ハードに関しては、日本の事務所をお訪ねくださった方々が一様に驚かれることは、よくまあ、こんな狭いところで働きを続けているなあ、ということです。増大するミニストリー、その働きの分量、必要な働き手など、考えてゆきますと、限界を通り過ぎているのです。主イエス・キリスト様は、天から見るに見かねて、日本ウイィクリフ・センターを建設出来るような広さの山を、支援者の方に提供するようにと、志を起こさせて導いてくださいました。既に専門家による測量が終わり、設計の段階に入っております。今回詳細を公表出来る状態に到らなかったのは残念ですが、近く公表して祈りとご支援を仰ぐ所存です。